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【映画鑑賞記5/18’】嘘を愛する女 [映画鑑賞]

「嘘を愛する女」を鑑賞。
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「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM」で初代グランプリの作品企画を映画化。
監督の中江和仁が「夫は誰だった?」という実在した新聞記事にインスパイアされて、元新聞記者で新人シナリオライターの近藤希実と共同でオリジナル脚本を制作。実話+脚本がしっかりしているので、見応えのある作品に仕上がっています。
主役には最近大人の色香が増してきた長澤まさみ、そして2017年大ブレークした高橋一生のダブルキャスト。
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食品メーカーに勤める長澤まさみ演じる川原由加利は、今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれるほどのバリバリのキャリアウーマン。かたや、高橋一生演じる研究医の恋人・小出桔平とは同棲5年で良好な関係を築いていました。
しかし、ある日突然桔平がくも膜下出血で倒れたことで事態が急変。桔平の所持していた運転免許証や医師免許証はすべて偽造されたもので、職業も名前も全てが嘘であることがわかりました。
そして、由加利は彼の正体を知るため探偵を雇い、彼が残した小説を手がかりに瀬戸内に向います・・・
映画的には非常にコンパクトな作りなので、観ているほうも主人公ともに真相にゆっくりと近づいている監事がしました。
脇を固める俳優陣もよかった。
元警官のバツイチ探偵に吉田鋼太郎。
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探偵助手にDAIGO。
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ゴスロリファッションで桔平に想いを寄せるストーカー気味の女に川栄李奈。
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主役の二人、魅力的な脇役、そして練りに練った中江監督の脚本で見応えのある作品でありました。

解説:第1回「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」でグランプリに輝いた企画を映画化したラブストーリー。昏睡(こんすい)状態に陥った恋人の名前や職業などが全てうそだと知った女性が、彼の正体を探ろうとするさまを描く。メガホンを取るのは、CMを中心に活躍し本作で長編映画デビューを飾る中江和仁。『散歩する侵略者』などの長澤まさみ、『blank13』などの高橋一生、テレビドラマ「東京センチメンタル」などの吉田鋼太郎らが共演している。

あらすじ:世話好きな研究医の恋人・小出桔平(高橋一生)と5年にわたって同居している食品メーカー勤務の川原由加利(長澤まさみ)。ある日、桔平がくも膜下出血で倒れて寝たきりになってしまう。さらに彼の運転免許証、医師免許証が偽造されたもので、名前も職業もうそだったことが判明。彼女は探偵の海原匠(吉田鋼太郎)と助手キム(DAIGO)に桔平の素性調査を依頼する。そして桔平が執筆中だった小説が見つかり、そこから瀬戸内のどこかに桔平の故郷があることを知る由加利だったが……。
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