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【読書日記23/17’】暗手@馳星周 [読書日記]

馳星周著「暗手」を読了。
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相変わらず、馳ワールドが炸裂している本作。
クライムノベルとしてもハードボイルドとしても読み応えがあり、最高のエンターテイナー作品に仕上がっています。
シリーズ前作の「夜光虫」が未読なので、近々読んでみたいのと、次作の期待も膨らむ一冊でした。

内容:台湾のプロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために次々と殺しを重ねた加倉昭彦。居場所を失い、顔も名前も変えて過去を抹消、逃れ着いたのはサッカーの地イタリアだった―。イタリアの黒社会では、殺し以外の仕事なら何でも請け負い、いつしか「暗手」―暗闇から伸びてくる手―と呼ばれるようになっていた。そんなある日、サッカー賭博の帝王・王天から、中堅チームに所属する日本人ゴールキーパー・大森怜央に八百長をさせろとの依頼が舞い込む。計画実行に向けて着実に準備を進めていく加倉だったが、大森の姉の写真を目にしてから過去の記憶がよみがえり、計画の歯車が狂い始める…。

タグ:暗手 馳星周
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