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なでしこジャパン考 [雑記ブログ]

にわか”なでしこ”ファンでございます。

大会前、知っている選手といえばキャプテンの澤選手くらい。

しかも、W杯は決勝戦以外観ていないし、これまた正直なところ決勝戦も小心者の僕はまともに観ることは出来ず、チャンネルをガチャガチャかえながら細切れに観ていたしだい。

1点リードされた延長後半。澤選手の同点ゴールが生まれますが、僕がチャンネルをガチャガチャかえた数分後のことでした。

澤選手の起死回生の同点ゴールは、本当に日本中に勇気と感動を与えたゴールだったと思います。

先日NHKで”なでしこジャパン”の特集を放送していましたが、宮間選手がコーナーキックを放った瞬間、澤選手が駆け出し、ゴールネットを揺らした瞬間を澤選手の前方から捉えた貴重な映像になっています。

僕はそのシーンをHDDレコーダに録画し、ちょっとブルーな気分なとき、へこんだときに澤選手の”ほまれキック”を見て元気をもらっています。

YouTubeはこれ↓



優勝した瞬間、僕は「国民栄誉賞」ものだなと思っていましたし、政治利用云々を恐れる内閣さんに寂しい気もしました。

そして、先日スポーツ専門誌「Number」を買ってきました。「Number」買うなんて長島茂雄特集以来かも(笑)

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ここで、僕の好きなスポーツコメンテーター金子達仁さんの記述と宮間選手のコメントで、思わずうなづけるものがあったので紹介します。

金子達仁さん 「この国の政治は、行政は、国民は、スーパースターの出現を機に、そのスポーツの環境を充実させ、継続的に才能を輩出しようとする努力を、まるでしなかった。一時的な人気を消費するだけで、貴重な機会を逃し続けてきた。  そろそろ、気づかなければ。  花を咲かせ続けるためには何が必要か。  土と水である。  国民栄誉賞ではない。  なでしこを、徒花にしてはいけない。」

宮間選手 「たとえば北京五輪の女子ソフトボールは、私たちなんかよりももっとすごいことをしたと思う。でも、上野投手以外の選手の名前を言えないようになってしまっているのは、ホントに悲しいことで。自分が経験してきたことだけじゃなく、ひとりの人間としてそういう事象に触れると、危機感を抱きますよ。私のなかでは、ワールドカップはもう終わったこと。もう置いてこうかと。」

耳の痛いコメントですが、このフィーバーを一過性のもので終わらしたくないですね。

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