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【読書日記13/24’】迷路@フィリップ・マクドナルド [読書日記]

フィリップ・マクドナルド著「迷路」を読了。
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冒頭に”読者への挑戦”があるミステリ。
まー挑戦されても、「こいつが犯人だろうな」くらいで当たったことはありますが、論理的な説明はできません(笑)
本作は、名探偵ゲスリン大佐が検死審問の証言記録のみを材料に真相に到達する、いわゆる安楽椅子探偵の体になっていますが、同じ条件を読者であるHCくんにも与えられているにも関わらず犯人の予想すらできませんでした。
まー殺人の動機がモヤモヤするものだったので、一般ピープルには解けないだろうなー

内容:事件の状況は、まるで小説のようだった。現場はロンドン郊外の高級住宅地、著名な実業家が自宅の書斎で殺害されたのだ。警察の捜査の結果、外部からの侵入は不可能。したがって犯人は当夜屋敷に滞在していた十人の男女の中にいることになる。被害者の家族、友人たち、そして使用人。だが、さっそく開始された検死審問では、彼らの意外な動機が次々に明らかになり、真相の究明はかえって袋小路に入りこんでしまう。苦悩するロンドン警視庁は、名探偵ゲスリン大佐に泣きついた。休暇中のゲスリンが、証言記録だけをもとに推理した、事件の驚くべき真相とは…全篇が書簡と証言記録だけで構成され、読者は探偵とまったく同じ情報を与えられる。論理的に推理をすれば真犯人に到達できるはずだ―読者に真っ向からフェアプレイの勝負を挑む、黄金時代の名作登場。
nice!(29)  コメント(12) 
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コメント 12

mutumin

謎解き、犯人当てがわからないから面白いんでしょうね。
by mutumin (2024-08-29 04:58) 

pn

そろそろラーメン屋の探偵が活躍する小説書けるんじゃない?
by pn (2024-08-29 06:19) 

夏炉冬扇

ハヤカワのミステリーブックですね。長いのは読めなくなりました。
by 夏炉冬扇 (2024-08-29 07:31) 

PBR

「閉鎖空間での殺人事件で容疑者が限られる」という映画は割とあるけれど、ほぼ犯人を探しだすのはムリですよね。
by PBR (2024-08-29 09:46) 

いっぷく

作者と読者の知恵比べですか。でも動機がモヤモヤだと絶対わかりませんね。
by いっぷく (2024-08-29 16:57) 

親知らず

動機がモヤモヤするのかー。
いや、そんな気持ちで人を殺さないでー。
by 親知らず (2024-08-29 23:35) 

HOTCOOL

mutuminさん

推理小説は面白いです^^
by HOTCOOL (2024-08-30 04:16) 

HOTCOOL

pnさん

それいいですねー
ラーメン探偵HC、なんてどう(笑)
by HOTCOOL (2024-08-30 04:16) 

HOTCOOL

夏炉冬扇さん

ハヤカワのミステリーブックは濃厚な推理小説が揃っていますね。
by HOTCOOL (2024-08-30 04:17) 

HOTCOOL

PBRさん

エンターテイメントの世界はそこがウリですからね。
by HOTCOOL (2024-08-30 04:18) 

HOTCOOL

いっぷくさん

一見フェアにみえてアンフェアな作品でした。
by HOTCOOL (2024-08-30 04:19) 

HOTCOOL

親知らずさん

動機はいたってシンプルでした。シンプル過ぎてモヤモヤ。。。
by HOTCOOL (2024-08-30 04:20) 

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