【映画鑑賞記24/24’】あんのこと [映画鑑賞]
「あんのこと」を鑑賞。
本作は実話に基づいていて、正直、重たい作品です。
私のように平々凡々と毎日を暮らしている者がいる一方で、本作の主人公・杏のように、家庭環境に恵まれず、親から売春を強要され、覚せい剤に溺れる少年少女もいます。
しかし、杏の更生に力を尽くす人達が出てきたところで、彼女の将来に希望が見えてきます。それが永遠に続くことを作品に没入しながら願いました。
しかし、コロナ禍をきっかけに、徐々にその歯車が狂っていき、そして・・・
主人公・杏(あん)を演じるのは今年のブレーク女優・河合優実。スクリーンから溢れ出るその存在感は、俳優としての末恐ろしさを感じました。どこか、昭和ちっくな顔立ち(百恵ちゃんの雰囲気)がいい感じでした。
杏を支える多々羅刑事役に佐藤二郎、ジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じています。特に、型破りな刑事・多々羅を演じる佐藤二郎と杏・河合優実の演技合戦は見所がありましたね。
本作は絶望を描いているのか希望を描いているのか、受け取り方は人それぞれですが、絶望と希望が心を穿つ作品であったことは間違いないですね。
”観ていただきたい作品です”
解説:「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠が監督・脚本を手がけ、ある少女の人生をつづった2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。 売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。 「少女は卒業しない」の河合優実が杏役で主演を務め、杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じた。
本作は実話に基づいていて、正直、重たい作品です。
私のように平々凡々と毎日を暮らしている者がいる一方で、本作の主人公・杏のように、家庭環境に恵まれず、親から売春を強要され、覚せい剤に溺れる少年少女もいます。
しかし、杏の更生に力を尽くす人達が出てきたところで、彼女の将来に希望が見えてきます。それが永遠に続くことを作品に没入しながら願いました。
しかし、コロナ禍をきっかけに、徐々にその歯車が狂っていき、そして・・・
主人公・杏(あん)を演じるのは今年のブレーク女優・河合優実。スクリーンから溢れ出るその存在感は、俳優としての末恐ろしさを感じました。どこか、昭和ちっくな顔立ち(百恵ちゃんの雰囲気)がいい感じでした。
杏を支える多々羅刑事役に佐藤二郎、ジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じています。特に、型破りな刑事・多々羅を演じる佐藤二郎と杏・河合優実の演技合戦は見所がありましたね。
本作は絶望を描いているのか希望を描いているのか、受け取り方は人それぞれですが、絶望と希望が心を穿つ作品であったことは間違いないですね。
”観ていただきたい作品です”
解説:「SR サイタマノラッパー」「AI崩壊」の入江悠が監督・脚本を手がけ、ある少女の人生をつづった2020年6月の新聞記事に着想を得て撮りあげた人間ドラマ。 売春や麻薬の常習犯である21歳の香川杏は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どもの頃から酔った母親に殴られて育った彼女は、小学4年生から不登校となり、12歳の時に母親の紹介で初めて体を売った。人情味あふれる刑事・多々羅との出会いをきっかけに更生の道を歩み出した杏は、多々羅や彼の友人であるジャーナリスト・桐野の助けを借りながら、新たな仕事や住まいを探し始める。しかし突然のコロナ禍によって3人はすれ違い、それぞれが孤独と不安に直面していく。 「少女は卒業しない」の河合優実が杏役で主演を務め、杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じた。
これは観たいと思える作品ですね。
by mutumin (2024-08-28 05:13)
これは観てみたいと思っています。
色々考えさせられそうですね。
by 青山実花 (2024-08-28 07:11)
もっぱら本です。
by 夏炉冬扇 (2024-08-28 07:13)
ココではよくある実話ですが、そういう子たちは意外と明るい子が多いのは文化の差ですかね。(聞いた話ですよ)
by PBR (2024-08-28 08:53)
この作品は観てみたいかも~
でもサブスクしかなかったら・・・
by くまら (2024-08-28 09:07)
言われてみれば山口百恵に面影が似ているように思います。
by いっぷく (2024-08-28 14:53)
mutuminさん
かなりの問題作だと思います。
by HOTCOOL (2024-08-28 17:46)
青山実花さん
考えさせられますね。
河合優実と佐藤二郎の演技は秀逸でした。
by HOTCOOL (2024-08-28 17:51)
夏炉冬扇さん
私はもっぱら映画・読書・音楽鑑賞です♪
by HOTCOOL (2024-08-28 17:51)
PBRさん
日本の場合は暗いと思います。
by HOTCOOL (2024-08-28 17:52)
くまらさん
もう上映は終わってるかもしれませんね。
by HOTCOOL (2024-08-28 17:53)
いっぷくさん
似ていますが令和の百恵ちゃんではなく、河合優実は河合優実でいてほしいです。
by HOTCOOL (2024-08-28 17:54)
石原さとみにも似てなくはないか(^◇^;)
by pn (2024-08-28 20:03)
映画でなくても、仕事でたまにこういう家庭に出会ってしまいます。
不登校で教育をキチンと受けていないと負の連鎖が断ち切れず、どんどん堕ちて行きます。
甘い言葉をささやかれると弱いので、刹那的な夢を追います。
10代で未婚の母になり、当然のようにネグレクトやDVに発展します。
介入しようと思っても限界があり、根本的な解決は難しいですね。
by 親知らず (2024-08-28 23:09)
pnさん
系統は同じですねww
by HOTCOOL (2024-08-29 04:02)
親知らずさん
この国の光と影ですね。
介入しようとしても個人では限界があるし、お役所はお役所仕事しかしないし。
by HOTCOOL (2024-08-29 04:04)