Netflixオリジナル「シカゴ７裁判」：アシンメトリー　～左右非対称な日常～：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

Netflixオリジナル「シカゴ７裁判」　[映画鑑賞] [編集]

Netflixオリジナル「シカゴ７裁判」を鑑賞。

今まで観たNetflixオリジナル映画で一番面白かった、と思ったら新型コロナウィルスの流行で配給のパラマウントが劇場公開を断念し、Netflixに権利を売却したとのことでした。やはりNetflixにはない映画作りの力を感じましたね。
さて本作は、ベトナム戦争の抗議運動から逮捕・起訴された7人の男の裁判の行方を描いた実録ドラマです。
1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会の会場近くに、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集まります。当初は平和的に実施されるはずだったデモは徐々に激化し、警察との間で激しい衝突が起きます。デモの首謀者とされたアビー・ホフマン、トム・ヘイデンら7人の男（シカゴ・セブン）は、暴動をあおった罪で起訴され、裁判にかけられます。その裁判は陪審員の買収や盗聴などが相次ぎ、後に歴史に悪名を残す裁判となるが、男たちは信念を曲げずに立ち向かっていきます。
俳優陣はエディ・レッドメインをはじめ、ジョセフ・ゴードン＝レビット、サシャ・バロン・コーエン、マイケル・キートン、マーク・ライランスら。その演技力に引き込まれていく作品でした。
今年のアカデミー賞には作品賞をはじめ５部門でノミネート。このノミネートも納得させる作品でしたね。

お勧め度：★★★★☆（4.5）
注：５点満点。☆は0.5。