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【映画鑑賞記1/19’】パッドマン 5億人の女性を救った男 [映画鑑賞]

「パッドマン 5億人の女性を救った男」を鑑賞。
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2019年初鑑賞はインド映画。
インドの実情とその不文律に立ち向かう一人の男の姿、行動に感動した作品でありました。
主人公・ラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、北インドの貧村で暮らす、気のいい愛妻家。彼はある日、妻が生理のときに汚いボロ布で手当てしているのを知り、心を痛めます。不衛生は万病の元。市販の生理用ナプキンを「高価すぎる」と妻に拒否されたラクシュミは、安価なナプキンを自作しようと思いつきます。この当時、インド女性のナプキン使用率はたったの12%。生理中の女性は室外の檻(生理部屋)に隔離されて過ごすというのがインドの実情。しかも、この話は2001年を描いているんですよ。信じられませんね。
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ここから、ラクシュミの戦いが始まります。試作品を作って自分で使用してみたりするうちに、ムラから変態視されて追放されてしまいます。
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けど、ラクシュミは諦めません。彼の一途さと発想力が、幸運を引き寄せていきます。ナプキン製造機を発明し、それを安価で農村の女性たちに販売。貧しい村の女性たちがそれを売って儲けを出せるシステムを確立するなど、徐々に彼の仕事が認められてきます。
妻とは正反対の女性パリーとの出会い。後半にかけては、ラブストーリーも散りばめられて時間のたつのが早く感じる作品でしたね。
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しかし、このパリー役のソーナム・カプールは綺麗な人だったな。HCくんだったら、パリーにいっちゃいますよ(爆)
ラクシュミは国連でスピーチしたり、世界的にもその名が知られるようになります。その関係で、母国でも認められ凱旋。追い出した村の人々が手のひら返しするのは(妻も含め)ナンだかなぁーと思いましたよ。
けど、そういったところも含めて、極上の作品でお勧めの一本です!

解説:夫が妻のために安くて安全な生理用品を作ろうとする実話を基にしたドラマ。清潔で安価なナプキンを低コストで大量生産できる機械を発明し、さらには女性たちに働く機会を与える主人公の奮闘を描く。主人公を演じるのは、『チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ』などのアクシャイ・クマール。監督を、プロデューサーとして『マダム・イン・ ニューヨーク』などに携ってきたR・バールキが務める。

あらすじ:インドの田舎町で小さな工房を共同経営するラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、新妻のガヤトリ(ラディカ・アプテ)が生理の際に古布を使っていることを知る。ラクシュミは、市販のナプキンが高くて買えない妻のために清潔なナプキンを作ろうと研究に没頭するが、周りの人々から非難されてしまう。都会に出たラクシュミは、ある素材の存在を知る。
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コメント 8

paulo

感動的な映画ですね!!
日本も私のいた頃に生理用ナプキンのアンネとかタンポンとかウオッシュレットとかTVコマーシャルで顰蹙を買いながらでも普及したことを思い出します。
by paulo (2019-02-04 05:33) 

pn

あー、俺もパリ―に行くね間違いなく(笑)
by pn (2019-02-04 06:27) 

mutumin

日本だってナプキンが進化したのは戦後だったと思います。35年位遅れてるだけかもよ!
by mutumin (2019-02-04 07:17) 

親知らず

ああ、良いお話ですね。
見てみようかな。
by 親知らず (2019-02-04 07:51) 

HOTCOOL

pauloさん

虐げられても信念を貫く男に感動しました!
by HOTCOOL (2019-02-05 04:09) 

HOTCOOL

pnさん

だよねー(笑)
by HOTCOOL (2019-02-05 04:10) 

HOTCOOL

mutuminさん

今の時代、35年の遅れは倍以上かも。
by HOTCOOL (2019-02-05 04:10) 

HOTCOOL

親知らずさん

お勧めします!
by HOTCOOL (2019-02-05 04:11) 

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