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【映画鑑賞記12/18’】シェープ・オブ・ウォーター [映画鑑賞]

「シェープ・オブ・ウォーター」を鑑賞。
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今年のアカデミー賞で作品賞、監督賞含め4部門を受賞した作品。
監督は、日本通でも知られるギレルモ・デル・トロ。
正直、ギレルモ・デル・トロがアカデミー賞を獲るまでになるとは思いませんでした。
「パンズ・ラビリンス」「パシフィック・リム」「クリムゾン・ピーク」など、どちらかというとマニアック映画の印象が強かったせいでしょうか。けど、その甘美で倒錯的な映像は、一度観るとハマる方もいるかもしれません。
さて、本作「シェープ・オブ・ウォーター」。
時代背景は米ソ冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所に務めるイライザ(サリー・ホーキンス)は、アマゾンの奥地から運ばれた異種人に惹かれ、いつしか恋に落ちます。
実はこのイライザ、声を失った女性。ゆえに、異種人と心が通じあったのでしょうか。
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デル・トロ曰く、この映画の元ネタは大昔の映画「大アマゾンの半漁人」らしい。イライザが、浴槽のある部屋全体を密閉して水で満たし、愛の行為にふけるシーンは幻想的でした。
共演は同僚ゼルダ役にアカデミー助演女優賞を以前受賞した実績を持つオクタヴィア・スペンサー。脇役ながら、イライザを支えるしっかりした役を好演していました。
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そして、本作で一番印象に残ったのは、残忍きわまりない軍人を演じたマイケル・シャノン。観ていて吐き気をもようすほどのゲスな役を熱演していました。ファンタジーな映画の裏には残酷さも兼ね備えていなくてはなりたたないのですね。
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けど、正直に言うとアカデミー賞作品賞には?です。去年も?でしたが、個人的には「スリービルボード」のほうが数段良かったな。

解説:『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督が異種間の愛を描き、第74回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたファンタジー。米ソ冷戦下のアメリカを舞台に、声を出せない女性が不思議な生き物と心を通わせる。『ハッピー・ゴー・ラッキー』などのサリー・ホーキンスが主演し、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・スペンサー、『扉をたたく人』などのリチャード・ジェンキンス、『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』などのマイケル・シャノンらが共演。

あらすじ:1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。
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コメント 8

mutumin

私は見てないから言えないけど、まぁ~良かったけど、アカデミー賞作品賞ほどじゃないというHOTCOOLさんの見方を尊重するなぁ~
by mutumin (2018-04-09 06:23) 

親知らず

水中じゃ息出来ないよー。(笑)
by 親知らず (2018-04-09 07:18) 

paulo

少しはアマゾンのイメージが良くなった?
by paulo (2018-04-09 08:44) 

pn

愛の行為の写真希望(笑)
by pn (2018-04-09 17:33) 

HOTCOOL

mutuminさん

ありがとうございます!
by HOTCOOL (2018-04-10 04:14) 

HOTCOOL

親知らずさん

それがね・・・
ネタバレになるからやめますわ(笑)
by HOTCOOL (2018-04-10 04:15) 

HOTCOOL

pauloさん

神というところが良かったです。
by HOTCOOL (2018-04-10 04:15) 

HOTCOOL

pnさん

捕まります(笑)
by HOTCOOL (2018-04-10 04:15) 

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