【読書日記15/17’】沈黙法廷@佐々木譲 [読書日記]
佐々木譲著「沈黙法廷」を読了。
前半が警察小説、後半が法廷小説という分け方が斬新で良かった。
ストーリーとしての派手さはなく、淡々と物語が進んでいきますが、そこは名手・佐々木譲。警察組織の矛盾やメンツを上手く散りばめながら読ませます。
ただ、後半の裁判部分では被告を弁護する弁護士の心の葛藤や、被告となった女性の心の奥が描ききれなかった感じがしてちょっと残念だったかな。
ちなみに、今度WOWOWでドラマ化するみたい。地上波でも放送してくれないでしょうかね。
あらすじ:東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。
前半が警察小説、後半が法廷小説という分け方が斬新で良かった。
ストーリーとしての派手さはなく、淡々と物語が進んでいきますが、そこは名手・佐々木譲。警察組織の矛盾やメンツを上手く散りばめながら読ませます。
ただ、後半の裁判部分では被告を弁護する弁護士の心の葛藤や、被告となった女性の心の奥が描ききれなかった感じがしてちょっと残念だったかな。
ちなみに、今度WOWOWでドラマ化するみたい。地上波でも放送してくれないでしょうかね。
あらすじ:東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削る裁判員裁判の場へ!無罪を主張する被告は証言台で突然、口を閉ざした。有罪に代えても守るべき何が、彼女にあるのか?丹念な捜査、緊迫の公判。新機軸の長編ミステリー。
ドラマで観たらとってもいいかも・・・ぜひ地デジでも!
by mutumin (2017-08-31 05:59)
弊社社長がまさに親譲りの不動産で苦労してます(笑)
by pn (2017-08-31 06:13)
命を狙われる程の不動産を持ってなくて良かったー。(笑)
by 親知らず (2017-08-31 07:02)
無罪から有罪を主張?それは愛か家族愛じゃない?
まあ正解は答えてくれないと思うけどね...
by paulo (2017-08-31 10:32)
mutuminさん
主演は永作博美みたいですよ。
by HOTCOOL (2017-09-01 04:04)
pnさん
そりゃ、大変や(笑)
by HOTCOOL (2017-09-01 04:05)
親知らずさん
だよねー(笑)
by HOTCOOL (2017-09-01 04:06)
pauloさん
うん、ネタバレになりますからね^^;
by HOTCOOL (2017-09-01 04:06)