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【読書日記6/17’】煽動者@ジェフリー・ディーヴァー [読書日記]

ジェフリー・ディーヴァー著「煽動者」を読了。
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最近海外ミステリーはジェフリー・ディーヴァーくらいしか読まなくなりました。
66歳になってもその創作意欲はつきることなく、毎年一冊ペースで彼の代表作リンカーン・ライム・シリーズとこのキャサリン・ダンス・シリーズを出しています。
彼の作品はそのプロット、スピーディーなストーリー展開そしてデェーヴァーといえば”どんでん返し”。
本作も最初から最後までディーヴァーに騙されちゃいました。
この「あ、やられた!」感がたまりませんのです。
今回は自分の手を汚すことなく大衆を煽ることでパニックを引き起こし殺人を行う”煽動者”を、キャサリン・ダンスが追うストーリーとなっています。
またその他に別の事件が絡んできて・・・
そしてダンスの恋話もあって、いつも以上に盛り沢山の内容になっています。
今回も読者が登場人物と同じように騙されます。
この手法は彼にしか出来ない必殺技ですね。

あらすじ:“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。そこは拳銃の携帯も許されない窓際―彼女に割り当てられたのは満員のコンサート会場で観客がパニックを起こして将棋倒しとなり、多数の死傷者が出た一件だった。だが現場には不可解なことが多すぎた。観客は会場の外で焚かれた炎の煙で火事だと誤解し、殺到した非常口はトラックに塞がれていたのだ。この惨事は仕組まれたものではないか?人々を煽動し、死へと走らせる何者かがいる。独自の捜査を開始したダンスだったが、犯人はまたもや死の煽動工作を実行した!卑劣きわまりない愉快犯。そして麻薬組織の殺し屋をめぐる捜査。尋問の天才キャサリン・ダンスを二つの難題が追いつめる。二度読み必至、読者に背負い投げを食わせる好評シリーズ第四弾!
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コメント 8

pn

背負い投げっすか!
by pn (2017-04-24 06:26) 

親知らず

ミステリーと言えども死ぬのはなぁ。(笑)
お借りしているミステリー、1話目を読み終えた時点で止まってます。
人が死ぬのがどうも苦手で・・・。
by 親知らず (2017-04-24 07:19) 

mutumin

↑同じ。。。死んだり、アンパッピーは苦手だなぁ~
by mutumin (2017-04-24 08:08) 

フサヲ

た、たぶん、小学生の頃に、
『天使の自立』や『フォレストガンプ』、『アクシデント』を読んで、
『ダヴィンチコード』を読んだのがフサの最新な気がします・・・ ( ̄  ̄A)
by フサヲ (2017-04-24 18:23) 

HOTCOOL

pnさん

一回転しますね、マジに。
by HOTCOOL (2017-04-25 03:21) 

HOTCOOL

親知らずさん

殺人がないとミステリーはなりたちませんぞい。
by HOTCOOL (2017-04-25 03:22) 

HOTCOOL

mutuminさん

フィクションよ、フィクション・・・
by HOTCOOL (2017-04-25 03:25) 

HOTCOOL

フサヲさん

そ、それは・・・苦笑
by HOTCOOL (2017-04-25 03:26) 

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