【読書日記8/16’】アンダーリポート@佐藤正午 [読書日記]
佐藤正午著「アンダーリポート」を読了。
今年はじめに読んだ「鳩の撃退法」が凄く印象に残っていたので、著者の作品をまた読んでみたくなり、色んな書評からチョイスしたのが本作。
序盤から物凄い量の付箋がはりめぐされ、中盤から後半にかけて見事一本にするその力量は著者の真骨頂ですね。
「アンダーリポート」とは、”過小に報告する”といった意味。15年前の殺人事件を”過小”に記録された日記、検察調書そして主人公・古堀徹の記録から紐解いていく過程を著者の技巧を用いて拙妙に描いていきます。
途中著者の”罠”も張ってあるので読み手は気をつけなければなりません。まさに、作り手と読み手の一騎打ち(笑)
この本の後日談が「アンダーリポート/ブルー」に短編として収められているらしい。こちらも、読んでみたいな。
あらすじ:単調な毎日を過ごしていた検察事務官・古堀徹のもとに突然・かつての隣人の娘・村里ちあきが現れた。彼女の父親は15年前に何者かによって殺され、死体の第一発見者だった古堀に事件のことを訊ねにきたのだ。古堀はちあきとの再会をきっかけに、この未解決の事件を調べ始める。古い記憶をひとつずつ辿るようにして、ついに行き着いた真相とは―。秘められた過去をめぐる衝撃の物語。
今年はじめに読んだ「鳩の撃退法」が凄く印象に残っていたので、著者の作品をまた読んでみたくなり、色んな書評からチョイスしたのが本作。
序盤から物凄い量の付箋がはりめぐされ、中盤から後半にかけて見事一本にするその力量は著者の真骨頂ですね。
「アンダーリポート」とは、”過小に報告する”といった意味。15年前の殺人事件を”過小”に記録された日記、検察調書そして主人公・古堀徹の記録から紐解いていく過程を著者の技巧を用いて拙妙に描いていきます。
途中著者の”罠”も張ってあるので読み手は気をつけなければなりません。まさに、作り手と読み手の一騎打ち(笑)
この本の後日談が「アンダーリポート/ブルー」に短編として収められているらしい。こちらも、読んでみたいな。
あらすじ:単調な毎日を過ごしていた検察事務官・古堀徹のもとに突然・かつての隣人の娘・村里ちあきが現れた。彼女の父親は15年前に何者かによって殺され、死体の第一発見者だった古堀に事件のことを訊ねにきたのだ。古堀はちあきとの再会をきっかけに、この未解決の事件を調べ始める。古い記憶をひとつずつ辿るようにして、ついに行き着いた真相とは―。秘められた過去をめぐる衝撃の物語。
作り手と読み手の一騎打ちというのが、夢中になって読んでるHOTCOOLさんの姿を想像させます。
by mutumin (2016-05-26 04:42)
15年前、思い出せません(^_^;)
by pn (2016-05-26 06:20)
mutuminさん
面白いとハマッちゃいます^^
by HOTCOOL (2016-05-27 04:19)
pnさん
同じく(笑)
by HOTCOOL (2016-05-27 04:19)
昨日のランチを思い出せないのに!
15年前ね??
by paulo (2016-05-28 17:37)
pauloさん
何歳だったかは思い出せますよね(笑)
by HOTCOOL (2016-05-29 04:41)