【読書日記２/16’】フィルムノワール/黒色影片＠矢作俊彦 [読書日記]
矢作俊彦著「フィルムノワール/黒色影片」を読了。
日本のハードボイルドの旗手・矢作俊彦の最新作。
一行一行がとってもスタイリッシュで著者の作る世界に嵌っていきます。
しかし、よくこんな素敵なセンテンスを作れますよね。思わずメモりたくなりました。
主人公は二村永爾。シリーズ前作『THE WRONG GOODBYE』から10年の時を経ての登場。今回は、謎の死を遂げた映画監督が残した幻のフィルムを巡る『大いなる眠り』並に錯綜した事件と陰謀。
日本を飛び出て香港を舞台に華麗な会話の華麗な応酬と銃弾が飛び交います。そして、本人役でエースのジョーこと宍戸錠が登場します。著者は作家になる前、日活で助監督として活躍していやので、当時の日活アクションへのオマージュ的な作品に仕上がっています。
江口寿史の素晴らしい装画もnice!
読み終えるのに非常に時間がかかりましたが、至福の時間を過ごさせてもらった一冊でした。
あらすじ：神奈川県警の嘱託・二村永爾は、1本の映画フィルムの行方を追って、香港へ飛んだ。それは、ある殺し屋がモデルとなった、封印された映画だった。幻の黒色影片(暗黒フィルム)を巡り、立て続けに巻き起こる射殺事件。二村の前に現われた気高き女優と、謎の映画プロデューサー、そしてゲルニカ拳銃の銃口。横浜、長春、香港―複雑な過去と現在が交錯してゆく。
日本のハードボイルドの旗手・矢作俊彦の最新作。
一行一行がとってもスタイリッシュで著者の作る世界に嵌っていきます。
しかし、よくこんな素敵なセンテンスを作れますよね。思わずメモりたくなりました。
主人公は二村永爾。シリーズ前作『THE WRONG GOODBYE』から10年の時を経ての登場。今回は、謎の死を遂げた映画監督が残した幻のフィルムを巡る『大いなる眠り』並に錯綜した事件と陰謀。
日本を飛び出て香港を舞台に華麗な会話の華麗な応酬と銃弾が飛び交います。そして、本人役でエースのジョーこと宍戸錠が登場します。著者は作家になる前、日活で助監督として活躍していやので、当時の日活アクションへのオマージュ的な作品に仕上がっています。
江口寿史の素晴らしい装画もnice!
読み終えるのに非常に時間がかかりましたが、至福の時間を過ごさせてもらった一冊でした。
あらすじ：神奈川県警の嘱託・二村永爾は、1本の映画フィルムの行方を追って、香港へ飛んだ。それは、ある殺し屋がモデルとなった、封印された映画だった。幻の黒色影片(暗黒フィルム)を巡り、立て続けに巻き起こる射殺事件。二村の前に現われた気高き女優と、謎の映画プロデューサー、そしてゲルニカ拳銃の銃口。横浜、長春、香港―複雑な過去と現在が交錯してゆく。
宍戸錠、似てる！そっくり！
by mutumin (2016-03-04 06:10)
ほう、ゲルニカを出してきますかぁ(≧▽≦)
by pn (2016-03-04 06:29)
読むのに時間がかかるのって、面白くない本が多いけど面白かったんだー。
宍戸錠、サングラスかけているのに似てるって凄いな。
by 親知らず (2016-03-04 08:05)
ｍｕｔｕｍｉｎさん
そっくりっす＾＾
by HOTCOOL (2016-03-05 16:50)
pnさん
銃好きにはたまらないハードボイルド本ですよ。
by HOTCOOL (2016-03-05 16:51)
親知らずさん
一行一行がセンスの塊なんで結構時間がかかりました。
江口寿史もセンスありますね。
by HOTCOOL (2016-03-05 16:53)