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【読書日記22】北京から来た男@ヘニング・マンケル [読書日記]

ヘニング・マンケル著「北京から来た男」を読了。
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今、北欧ミステリが熱いそうです。
特に、スウェーデンのミステリーが盛り上がっています。
一昔前は「笑う警官」で有名な警察小説マルティン・ベックシリーズのペール・ヴァールーとマイ・シューヴァルが有名でした。

そして、その系統を引き継いだのが本書の作者ヘニング・マンケル。刑事ヴァランダー・シリーズで確固たる地位を確立し、北欧ミステリの帝王と呼ばれています。

そして、忘れてならないのは「ドラゴン・タトゥーの女」をはじめとする「ミレニアム」シリーズで、スウェーデンのみならず全世界を熱狂させたスティーグ・ラーソンは特に有名ですね。
「ドラゴン・タトゥーの女」は、007のダニエル・クレイグが主演を務めてます。

さて、本作は北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの作品。ヴァランダーものではありませんが、一大サーガ的な世界観を持ったミステリとなっています。
読み応えがありました。
面白かったので、今、ヘニング・マンケルの代表作ヴァランダーものを読んでいます。読み終わったら、感想をアップしますね。

あらすじ: 上巻ー凍てつくような寒さの未明、スウェーデンの小さな谷間の村でその惨劇は起きた。ほぼ全ての村人が惨殺されていたのだ。ほとんど老人ばかりの過疎の村が、なぜ?休暇中のヘルシングボリの女性裁判官ビルギッタは、亡くなった母親が事件の村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件現場に落ちていた近くの中国料理店の赤いリボン、ホテルの防犯ビデオに映っていた謎の人影…。事件はビルギッタを世界の反対側へ、さらに過去へと導く。北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。 下巻ー 殺人現場となった母の実家を訪れたビルギッタは、密かに数冊の日記を持ち出した。その中に記された“ネヴァダ”の文字が目に飛びこんできたからだ。それはスウェーデンの寒村で起きたのと似た血塗られた事件があった土地。日記は1860年代に書かれており、アメリカ大陸横断鉄道敷設工事の現場監督が残したものだった。貧しさにあえぐ19世紀の中国の寒村、西部開拓時代のアメリカ、そして発展著しい現代の中国、アフリカ―。現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的作品。
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コメント 8

pn

ドラゴン・タトゥーの女は、ダニエル・クレイグだったっけか?(^_^;)
by pn (2014-10-24 06:41) 

親知らず

ミステリーって血が出るから読まないなぁ。(笑)
by 親知らず (2014-10-24 07:54) 

凶状持ち

↑あんたはおかしい( ̄~ ̄;)
by 凶状持ち (2014-10-24 15:41) 

mutumin

私はよくわかんないけど、面白くなって夢中なのね。。。
by mutumin (2014-10-24 19:05) 

HOTCOOL

pnさん

ハリウッド版はね。
本国スウェーデン版もあるらしいです。
by HOTCOOL (2014-10-25 05:23) 

HOTCOOL

親知らずさん

まー小説ですからね、そこは克服しましょう^^;
by HOTCOOL (2014-10-25 05:24) 

HOTCOOL

凶状持ちさん

まぁまぁ^^
by HOTCOOL (2014-10-25 05:25) 

HOTCOOL

mutuminさん

久々に夢中になれる海外ミステリ作家に出会いました。
by HOTCOOL (2014-10-25 05:27) 

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