【読書日記】アンダー・ザ・ドーム@スティーブン・キング [読書日記]
”あらすじ” 「ある日突然現われた透明なドームが、1つの町を覆い囲んだ。世界から遮断された町の中で、平和だった町が静かに狂い始める。」
物語の先が知りたくて、ページをめくる指が止まらない本はよくありますが、物語の先は知りたいものの知ると楽しみが減る感じがしてページをめくる指が躊躇する本は滅多に出会えません。
その滅多に出会えない本が、スティーブン・キングの大作アンダー・ザ・ドーム。
上下巻合わせて1400ページ近く。しかも1ページは上下書き。
ある意味、キングの集大成と言える作品と思います。
この物語は謎のドームの正体は何か?ではありません。キングの描きたかったのは,追い詰めれた時の人間の行動特性だと思います。外部から遮断され閉ざされた空間や異常な状況下における群像劇という設定は、キングの最も得意とするジャンル。
そこに謎、SF、冒険、バイオレンスなどのエッセンスをふりかけていく手法はさすがです。
この手の物語が大好きなスティーブン・スピルバーグが映画化権を獲得するとかしたいとか。どんな映画になるのか、こちらも楽しみです。
物語の設定自体はよくあるパターンかもしれませんが、キング自身「最初の書き始めは1976年」と言うように、他の作品とはちょっと違うぞというところでしょうか。
HOTCOOL さんにここまで言われると心をくすぐられますね!
映画も楽しみな感じ!映画あんまり見ない私でも、映画化されたら見て見たい!
by mutumin (2011-09-23 08:25)
はじめまして。
この本は本屋さんでもスゴイ存在感ですよねぇ。
ず~と読んでいたキングですが、5年位前のダーク・タワー以来、ご無沙汰しているので、レビューを拝見して読んでみたくなりました。
中編の「霧」とか「ザ・スタンド」のような感じなんですかねぇ??
by ヴィトゲンシュタイン (2011-09-23 13:44)
mutuminさん
mutuminさんの心をくすぐったみたいで光栄です!
映画は楽しみですが脚本が勝負だと思います!
by HOTCOOL (2011-09-23 18:53)
ヴィトゲンシュタイン さん
ご訪問ありがとうございます!
ホント面白く、ここにキングありって感じでした。
これまでの作品同様、善玉・悪玉がしっかりしていて、かつ、様々な人間模様を描いてました。
まさに現代のストリーテーラーですね。
by HOTCOOL (2011-09-23 18:57)
なーるほど^^)
読書の秋をやってみようかな~(^m^)
by rtfk (2011-09-23 20:25)
1400ページ!書き始めは1976年!
それだけで圧倒されてます(^_^;)
by pn (2011-09-23 20:41)
愚妻に読んだか聞いてみるか・・・
by ルシファー (2011-09-24 00:14)
「物語の先は知りたいものの知ると楽しみが減る感じがして・・・」
すごい本ですね。
私はまだ、そういうのに出会ったことがありません。
読んでみようかしら。
by まほ (2011-09-24 02:49)
rtfkさん
秋は食と読書とブログですよね(^。^)
by HOTCOOL (2011-09-24 04:31)
pnさん
ただただ圧倒されました。
書き始めは1976年ですが途中中断してやっと書きあげたそうです。
by HOTCOOL (2011-09-24 04:33)
ルシファーさん
本好きの良妻さまにもお勧めです♪
by HOTCOOL (2011-09-24 04:33)
まほさん
僕は年に1、2作はありますね。
最近では、冲方丁「天地明察」島田荘司「写楽、閉じた国の幻」ですね。
機会があればどうぞ!
by HOTCOOL (2011-09-24 05:12)