【03/シネマ】インビクタス/負けざる者たち
「インビクタス/負けざる者たち」を観てきました。
約2時間強の映画ですが、時間は全く感じさせません。グイグイと話に引き込まれます。
最近のクリント・イーストウッドの監督作品は安心感、安定感があります。
物語はジョン・カーリン原作のノンフィクション小説が原作となっています。主人公は、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンのピナール。
マンデラをモーガン・フリーマン、ピナールをマット・デイモンが好演しています。
しかし、ネルソン・マンデラという人物にはカリスマを感じます。民族和解・協調を呼びかけアパルトヘイト体制下での白人・黒人との対立や格差の是正、黒人間の対立の解消など、その仕事は多岐にわたり、まさに南アフリカを変えたといえます。
どこかの国の大統領、総理大臣の”チェンジ”や”交代”という言葉が安く感じてなりません。
この作品には、一国の指導者のなすべき姿が表現されていました。感動作です。
あらすじ
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。
おっ!いい映画観ましたね。
観たいとは思ってるのですが思うだけで月日が経っていきます。
今、南アフリカはラグビーで一時、治安の悪さを克服できたことで、次はサッカーチームの強化を図っているようですね。
by saimon (2010-02-15 21:02)
saimonさん
コメントありがとうございます。
クリント・イーストウッドの演出といい、モーガン・フリーマンの演技といい、魅せてくれた映画でした。
今年のサッカーW杯は南アフリカ開催ですが、またまた奇跡が起こるかもしれませんね。
by HOTCOOL (2010-02-16 18:15)